テクニカル分析とファンダメンタル分析の使い方
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相場の分析方法には大きく分けて2種類あります。
テクニカル分析とファンダメンタル分析ですが、数十年前の先物取引などではファンダメンタル分析が
主流でテクニカル分析は邪道と言われていた時代があったそうです。
しかし現在ではパソコンとインターネットの発達で、テクニカル分析が完全に圧倒しています。
テクニカル分析の方が実際のチャートの動きで判断する訳ですので、わかりやすいですし簡単にできそうな気もしますので人気があります。
逆にファンダメンタル分析は政治知識から国際問題まで全て盛り込んだ上で、今後の相場展開を予想する訳なので大変です。
しかもどの判断基準を使ったかで見解も異なってしまい曖昧な感じでもあります。
そういう訳でここ数十年の相場分析は、テクニカル分析が主流になっています。
ではファンダメンタルは無視してしまって良いのでしょうか?
私は決してそんなことは無いと考えています。
有名なダウ理論に
「すべての世界の動きは市場価格に織り込まれている」と言うのがあります。
確かにチャートに現れているのは市場参加者全員の判断の結果であり、
このことからダウ理論ではテクニカル分析はファンダメンタル分析を含有しているとされてます。
基本も結果もチャートが全てであり、チャートを見てれば良いのはわかりますが、半年以上の方向性の裏付けには、チャートだけでは足りないです。
半年以上の方向性を考えるには、ファンダメンタル分析は必要と考えてます。
ファンダメンタル分析と言っても難しいことは無く、最近では為替のニュースは無料で質の良い情報を得ることができます。
その為替ニュースから大きなトレンドに関する情報を抜き出して、これからの方向性を吟味して行けば良いだけです。
当然、直近の動きはテクニカル手法メインで行っていく必要はあります。